子犬にやさしいブリーダー直販
子犬にやさしい、ブリーダー直販
なぜ、ブリーダー直販が子犬に優しいかというと
- ブリーダー犬舎では、幼齢犬はワクチン接種時まで、感染症防止のため、パピールームで隔離して飼育されている。
- パピールームでは、母犬や兄弟犬と共に、母犬から充分な母乳と愛情をもらい、兄弟犬やいろんな犬種の子犬達とじゃれあうことで、犬同士も仲良くなります。
- このように犬にとってストレスのない環境で育ちますので、臆病で無駄吠えの多い子にはならず、人懐っこい子に育ちます。
ペットショップの犬をお勧めできない理由
ペットショップにいる犬は、生後57日からでないと母犬や兄弟犬から離してはいけなくなりました。この時期は、免疫抗体の移行する時期で、ワクチン接種前の為ウイルスへの抗体もできていない状態で、いろんなところから来た犬が集められます。もっとも感染症にかかる確率は、高くなります。
卸売市場に見に行くと、生年月日を正しいとすると、みんな数日からひどい子になると2週間弱未熟児と思われる生体がオークションにかけられていることがあります。
本来ですとある程度活発に動き回る時期ですが、うつ伏せのままであったり本来の月齢から考えると明らかに虚弱体質で未熟としか考えられません。
まさか、月齢詐称の違法行為をしているのではないかと、疑ってしまいます。
違法行為はしてないとしても、その子たちを仕入れたペットショップは、育てるのが大変なことでしょう。
また、仕入れた子犬達がすべて店頭にて販売できるとも限らないかもしれません。
実際、ペットショップでは、卸売市場から来た子は、いきなりペットショップの檻の中に入れると、もし感染症に感染していたら、他の子に遷ってしまうので、1週間ぐらい別の施設で隔離します。
ただ、そこに複数頭いたらこの子達は感染してしまいます。
仕入れた子がすべて販売できるとは限らず、店頭に出る前に亡くなったり、感染症を蔓延させないために、安楽死を選ぶこともあるようです。
また、母犬や兄弟犬と一緒にいなくてはいけない時期で、離されてしまうので、精神的にかなりのストレスを感じます。よく耳にする『問題行動』は、これが原因のひとつと言われています。
裏話:実は現状子犬の生年月日の決定は、ブリーダーが自由に決定できます。すなわち一部のブリーダーは、成長具合に合わせて、実際生まれた日より2日から5日(噂では10日ぐらいの時もあるそうです。)ぐらい前の日にちを、誕生日として登録することが出来るのです。
特に、ペットショップで、何月何日頃の生まれと書かれているのを目にしますが、実際の生年月日が定かでないためです。
ペットショップは、まさか生まれた日が違うとは思っていないかもしれませんが、ペットショップスタッフもプロですから、うすうすはわかっていても知らぬふりをしているかもしれません。
血統証がない場合は、まず怪しいと思ったほうがいいかもしれません。
ただ、これはまだいいほうで、血統書があるにもかかわらず、虚偽報告をしているケースもあるようです。
私たちが扱う子犬は、生まれる前からブリーダーと確認をしていますし、そういう事が絶対ないように、認定基準を設けてチェックしていますので、問題ございません。
買ったばかりの子犬が伝染病にかかる理由
本来、伝染病というのは、自然になる病気ではなく、感染源がどこかにありますし、ワクチンがちゃんと効いていれば防ぐことができるものです。
- 本来、母犬は、生後30日程度の間、子犬に授乳する。
母犬の抗体が体内に入り、感染症から守ってくれる。
- 生後50日前後で、母犬の母乳に含まれた抗体は、効果がなくなる。(犬種及び母乳を飲ませていた時期によって異なります。)
1回目のワクチン接種は、母犬からの抗体が効かなくなった生後60日前後が効果的
- 早すぎるワクチン接種は母犬からの抗体に邪魔されて効果がない。
- 遅すぎるワクチン接種は、その空白期間に感染することもある。
- 1回目は、効果が充分でないこともあるので、生後90日前後に2回目のワクチン接種が必要
- 感染症に感染している場合、その種類によっては、2週間程度の潜伏期間がある。発症していなくても、感染している場合もある。
これを考えると、1回目のワクチン接種を生後50日から55日ぐらいにし、その後2回目と3回目を接種するのが理想です。
また、1回目のワクチンを生後60日ぐらいに接種すれば、2回でも十分でしょう。この場合は、生後60日(ワクチン接種)までは無菌状態に隔離して育てる必要があります。
1回目を40日から45日に接種する場合は、パルボとジステンバーだけのパピーワクチンにし、2回と3回目に5種以上、草むらや野山をお散歩する機会が多い子は8種以上がおすすめです。
レストスピラは種類が多く、今日本で感染の可能性のある複数のレストスピラの病原体を含むものは、11種まであります。
お住まいの地方によっては、11種が必要な場合もありますので、お住まいの地域の獣医師会や動物病院でご確認ください。
また、細菌の株が違うと効き目がない場合がありますので、ブリーダーや獣医師によっては、株の違うワクチンを接種する場合もあります。
ちなみに私の場合は、2回目と3回目を違うワクチン製造メーカーのものにしています。
さて、生まれたばかりの子犬を感染症から守るには、どうしたらいいのでしょう。
母犬からの抗体と、ワクチン接種の時期などをご理解いただければ、生まれたばかりの犬猫がどんな経路をたどって飼い主さんの元にやってくるべきかおわかりだと思います、
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
さあ、お気に入りのペット(犬)を探しましょう。
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